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2020.05.27.16:26


東日本大震災から9年もたった。

その時被災者を案じて、新聞やテレビなどで絆という言葉がよく目についた。

さて今コロナの蔓延で私の身のまわりでも大きな変化があった、そして今日からは緊急事態宣言の解除となった。
けれどもコロナウイルスは日本の中で世界の中で消えたわけではない。
この3か月のステイホームが刷り込まれているので、外に出たり、バスや電車に乗る、映画や美術館を心配しながら見る、それは大丈夫なのかとなかなか外出する気分にはならない。
外食をして、仕切りの中で横並びで、話を交わしたりすることが楽しいとは思えない。
学校や仕事であるならばそれでも行くだろうが、何しろ絶対行かなければ、やらなければということがないのでヨッツという気分にはならないのだ。
そういう状況でテレワークやら、パソコンでの会議や友人と飲み会をしたりする気分はどういうものだろう。その世界には用事もないというか、そうする相手もいなかったということに気づく。

そうなると、私と世間の絆はとても薄く、無いに等しいような気がしてくる。
そんな社会とのつながり、絆であった。

この数か月お話したのはほぼ身内、親戚。
人とそんな付き合い方をしてきたのだ。
ここまで書いて前を読んでみたらとても否定的な字句が並んでいた。

前向きになれるのはいつなんだろう。

絆という意味がよくつかわれていたころ、意味を調べたことがあった。
人と人との断つことのできないつながり、離れがたい結びつき、馬などの動物をつないでおく綱とある。
さらにつなぎとめて自由を束縛するという意外な意味もあった。

私をつなぎとめて、離れがたく、そして自由を束縛しているのは夫であり、家族であり、お寺というものであった。

閑古鳥

2020.05.26.15:55

夫の友人から絵ハガキが来た。 
四国の愛媛県在住の方だ。
コロナ騒ぎがなかったら、この5月にお訪ねする予定であった。
けれども中止になった。その日は天気も良く行けていたらよかったねなどと話していたものだった。
そのはがきには近隣の温泉施設に行ってきたが、お客はたった3組。気の毒なようだった。閑古鳥が鳴いていたという。またゆっくり来てくれというものだ。
今朝、朝食の時、夫とその話題になり、ところで閑古鳥という鳥を知っているか、本当に閑古鳥はいるのだろうかという話になった。
お店や食べ物やが暇で、お客がいない状況を鳥はいないけどそういうのか、それとも本当に鳥がいるのか。
調べてみなくてはいけません。
その結果は閑古鳥はいます。へーそうなんだ。知らなかったね。

正解は郭公(カッコウ)のことなんです。
カッコウの鳴き声は格別にものさびしい印象に聞こえる。カッコウの物寂しい鳴き声がお店のさびれた様子を象徴しているとのことです。
一つお利巧になりました。

そこで思い出したことがありました。
実家の兄のお嫁さん、義姉?が前に書いていた文章。それは実家の父とのやり取りでした。多分お嫁さんに来た当座ではなかったかと思います。
「君は、もんぜん じゃくらという言葉を知ってるかね。」
「門前雀羅を張ると書いて、訪ねる人があまり少ないので、門前に雀を捕まえるためのアミを張ることができないほど寂しいという意味なんだ」当時、多分お寺が暇で人も来ないので門前には雀が来るという話を父はしたのではないかと思う。

数日来、明福寺にも雀が来ていますが、コロナでお寺もご法事などは延期にされる方が多いので門前雀羅の状況になっているのでしょう。
今日から緊急事態宣言が解除になりました。
安心していきたいところに行き、会いたい人に会える日がありますように願います。


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雀のお宿

2020.05.24.17:16


ご本堂の向拝の屋根の下の木組み。おととし塗りなおしたばかりだ。
雀も仲良くしたい季節らしい。朝起きるとちゅんちゅんうるさいほどなのだ。

その雀が真っ白な向拝に巣を作ろうとしている。
別に雀の恋を邪魔するつもりはない。
けれども白塗りのきれいな向拝の屋根したに巣を作られたら、ふんが落ちて汚れる。そして石の段にはゴミが落ちて嫌だ。
まあこちらの勝手な言い草ではあるが一応所有権は明福寺だから追っ払うことに決めた。
第一弾として猫のふんやおしっこを防止するトゲトゲのシートがあったのでそれを横木においてもらった。失敗。始めた次の日くらいに強風の日があり飛んでしまった。
第二弾シートを乗せ細かなところには、たまたまあったたわしを並べた。失敗。驚いたことに朝起きてみたら、たわしが2個も下に落ちていた、そして枯れ木の枝が散乱していた。どうやってたわしを下に落としたのだろうか。押したのか嘴で引っ張ったのか。
第三弾としてずり落ち防止の敷物を敷いてそこにたわしを並べた。
細いところにはペットボトルの水を半分ほど入れて寝かした。
一応成功か?奴らはとうとうあきらめてよそに行ったのか?いやーそんなことはなかった。
今朝、見上げたら向拝の別の木組みの狭いところにとまって、すでにちょっと汚れているではないか。失敗。
アーア、いやになる。
しかも第二候補としたらしい雨樋の中に出入りしているのだった。
全体を網で覆うのは格好が悪い。

第四弾としてすず子とすず太郎に定住させない方法を考えなくては!
雀も生きているし、子孫繁栄を願うのは当然とは言え、困ります。

暇に任せて孫たちと童話かるたというのをやってみた。
その中に舌切り雀の札があった。確か意地悪なおばあさんが雀の舌を切ってしまうお話だったかも。
お寺の意地悪ばあさん雀を追い払うの巻き。
童話を検索してみたら、最後にお爺さんにおばあさんは「無慈悲な行いをしたり、欲張るものではない」と諭されるとあった。
どうしよう。

ぶらり途中下車の旅(近間)

2020.05.19.15:13


コロナ騒ぎで外出ができない。唯一の外出は、朝の散歩だ。
5月も半ばとなってだいぶ日が伸びて、というか朝が早く開けるようになった。
それで自分も早く眼が覚めるようになった。30分くらいはお茶を飲んだり外をぼーっと見てアジサイが咲きそうなんて思ってぐずぐずする。 
そのうち体が目覚めるらしく、そろそろ着替えをして外に出る、時間が短い時はすぐ近くを歩くのが常だが、最近は6時前に外に出る体制になるのでちょっと遠回りのことも。

先日は帰ったら9600歩になっていた。
そのコースは家を出て慶応大学方面に、右曲がると幼稚園を過ぎ札ノ辻の子交差点。
しばらく電車にも乗らないから電車山手線と京浜東北線、新幹線を跨線橋の上から見る。空きスキだ。
さてこれからどうしようか?考える。
そうだ高輪ゲートウエイの駅。
コロナ騒動になってから駅が利用されているのだが、行ったことがない。
この駅は品川と田町の間にでき、地下鉄では泉岳寺が近い、けれども坂道だし、田町か品川に出た方がバスがあって足弱となりつつある私にとってはあまり利用価値がない。
まあ今朝はいいお天気だし夫はまだ夢の中だと思いそこに決めた。 
第一京浜から行ったら一発だが、それではぶらり旅にならない。
あえて知らない線路の左側の細い道を行くことにした。
歩き出すとすぐに三田警察があるので、この道で高輪ゲートウエイの駅に行けるかおまわりさんに聞いてみることにした。ところが新任の警官なのか裏道は行ったことがないから、表の国道からの方がわかりやすいというのだ。
でもそれは私の主義の反するからあえて細い方を歩くと、マンション大中小が立ち並び、確かに行き止まり。
いやいや向こうからマンションの駐車場的なところから人が歩いてくる。行けそうかも、へーこんなとこ初めてと思いながら歩く。
新幹線の高架の下が駐車場になっており、道案内も出ており品川方面、泉岳寺方面、田町芝浦方面とある。
そこは結構人が歩いており、歩く人の抜け道になっているようだ。
新しい道路を作るため、駅のまわりの工事のため左右は工事用地になっていた。
通称お化けトンネルという、線路の下180センチの人は頭をかがめなければならないこの地下道は、以前は乗用車は通れたと思うが今は人だけ、半分しか幅がなくなっていた。
そこまで来ると汗はにじんでくるし足腰はどこかに座りたくなっている。
頑張って歩いて第一京浜に出た。そこからさらに品川方面に歩くと高輪ゲートウエイの駅にでた。やっと!駅前には広場、テントの催事するようなところもあったがまったくしまっていた。3階に上がるエレベータが目に留まり、動いているのかと押してみると3階。ちょっと散歩したいようなデッキがあって線路や電車、工事の様子がよく見える。そこにもおしゃれなコーヒーやさんがあったがそこもコロナでお休み。もう帰ろー。またまた歩きで泉岳寺から伊皿子、幽霊坂を下ってお寺に着きました。
疲れたー。コロナのために早朝散歩、行った先はコロナの影響でしまっていた。よく歩きました。もう少しで10000歩だあ!

点と線

2020.05.10.13:12


コロナが終息しないから美容院に行けない。実は開業しているとは思うのだが、バスに乗るのもちょっと、という感じなので髪を自分で切っている。
前髪は見えるからいいがショートの後ろ髪は、見えないから困る。
合わせ鏡でも老眼、遠近両用の眼鏡ではよく見えないからもう見ないで切る。

子供たちの髪を切ったりしていたのでハサミは3丁もあるのだ。
夫も切りに行きたいのだが、至近距離だからやめたらということでしばらく行けてない。
さんざん進めたのだが、いやいいと断り続けられていた。襟足がもさもさしてきたので、とうとう大丈夫かと言いながら、外に椅子を出して、タオルと風呂敷を洗濯ばさみで止めて切ることになった。
最初だから、大幅な変化をすると、失敗の可能性もあり、襟足と耳の上をそろえて、スキばさみで全体をチョキチョキ。まあ成功かな。
その様子が面白いので見に来た孫やたまたま出てきた息子も面白そうに見ている。

さて、次の獲物は石川五右衛門のようなぼさぼさ頭の息子だ。
父親の頭でテスト済みなのか切ろうかと言い出した。
これはどういうわけか3女の反対でぱぱきっちゃダメと抱き着いてきたので中止となった。

次の展開は石川五右衛門のお話。
先日NHKのテレビで松本清張の特集をやっていた。清張は時刻表が大好きだったことや、小説の場所となった各地を訪ねるというものだった。

北海道の月形という駅、そこには今でいう樺戸監獄があった。
そこには明治10年ころの贋札事件の犯人として熊坂長安という人が収容されていた。
その人は中学の校長先生で絵もとてもうまい人であったらしい。
大抵の収容者はいい待遇ではないのに熊坂だけは、労働もさせず絵をかいて過ごしたりしていた。それはこの事件には真犯人がいるらしいがそこを突き詰められない薩摩と長州の対立など、上の事情があった。
そこで熊坂に上申書などを出されると困るので厚遇したということで、熊坂もそこの所長もなくなり終わってしまった。
熊坂長安という名前だけ聞いたことがあったが何をした人かは知らなかった。
次の展開
そうかそれで加古里子の絵本に思いいたった。
それは孫のためにとかった加古里子の絵本セットの中に、「どろぼうがっこうだいうんどうかい」「どろぼうがっこうぜんいんだつごく」という作品があった。
登場人物には石川五右衛門、きらの仁吉などユニークな登場人物がいる。
その泥棒学校の校長先生が熊坂先生であった。
なるほど実際にあった事件から熊坂校長先生が生まれていたのだ。
コロナから家庭床屋、石川五右衛門、松本清張、北海道の監獄、熊坂長安、童話の主人公。
私の中で点と点がつながった。
「点と線」であった。
さらに、もう一人熊坂長範という人物。これは義経記に登場し、牛若丸に切られた盗賊の名前でもある。二人の熊坂、不運な名前である。


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