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久しぶりに夫婦二人

2018.08.08.16:11

夏休みも中盤。
そろそろ梅干しを干さなければと思っていましたが、暑さと多忙?というか何もしたくないという怠惰な毎日です。
数日、息子夫婦(住職家族)が不在です。
といっても娘のところの孫が一人で泊まりに来ました。
いつものにぎやかな従妹たちが不在でちょっと所在なさげでした。
その分おばあさんが張り切りたいところですが、暑さと老化の為以前のような動きができませんでした。
去年と違うとしみじみ感じさせられます。

さて住職家族が不在の理由は、長女のお得度の為です。
小学校4年生の孫娘が京都、真宗本廟・東本願寺で8月7日僧侶になりました。

もっとも女の子は髪を剃ることはなく髪を束ねていますので髪は依然のままです。
白衣に白足袋、黒衣に墨袈裟をつけて数珠を持ったか可愛い写真が送られてきました。

宗祖親鸞聖人が9歳でお得度されたという故事にならって、9歳から得度ができるので、息子も9歳の夏休みに父親と二人、京都に行って男の子はくりくり坊主に頭を剃って僧侶になりました。
そして息子は今年30年たって住職になりました。

孫はこの頃、本堂で朝お朝事では上手に大きな声で一緒に正信偈をお勤めしています。
お得度は毎月7日に行われていますが夏休みは子供たちが多いと聞いています。
京都新聞などでは季節の風物詩として写真が掲載されたりしています。

故事に倣って暗くした東本願寺の御影堂で髪を剃るという、得度式を受けて、9歳の彼女はどんなことを思ったでしょう。
おめでとう、有難う!

お寺の長女に生まれて、お坊さんの一員になった孫ですが、これからどういう人生でしょうか。
自分の思った通り生きていってほしいものです。

8月に入りました

2018.08.06.23:47


遇う人ごとに暑いですねと言葉を交わしています。
余り冷房が好きではないこともあって、例年頭がぼおーっとするころ初めてクーラーのお世話になっていた。
今年はさんざん熱中症のことが言われ、事実耐え難い暑さにクーラーは途切れることがない。

この暑さの中、お寺の外壁・外装の工事をお盆の後から始めている。
連日の暑さの中。
まず足場を組みシートを張る。
外壁を水で洗って、新しい塗料を吹き付けている。
かんかん照の中職人さんは朝早くから夕方まで仕事をしているのを見ると頭が下がる。

仕事とはいえ気候によって暑かったり寒かったり大変な仕事だ。
大変な仕事だが必要な仕事だから、本当に有難うという気持ちになる。

日本に台風が近付いているので明日から少し気温が下がり、雨模様になるらしい。
といいながら八王子、山形など豪雨にあっているらしいから、寒ければ寒い、暑ければ暑いと文句をいい、降らなければ野菜や水が心配、雨が強ければ土砂崩れや川の氾濫が心配。
いつもの通りの自己中心ですが、身近なところから律していこうと思います。

暑い暑いお盆

2018.07.17.13:09


東京のお盆はなぜか7月で、13日から16日。皆様暑いところよくお参りでというご挨拶が自然に出てしまいます。
西日本では大変な豪雨の災害があり、ニュースで見ていると、冷房の効いた部屋にいて、毎日お風呂に入れる生活が申し訳ないように思います。

13日にはお盆の法要が勤まりました。
暑いところ大勢の方が本堂でお参りされ、ご法話をお聞きしました。
講師には私の兄が来てくれましたが、前に「阿弥陀さんこんにちは」という冊子を配った事、開創400年法要、報恩講と今回で4回目ということもあり、法話を聞きたいと残って下さいました。奥さんのお兄さんってどんな人という方もおられました。

お話の中で心に残ったことは立ち位置の転換という言葉でした。

毎日の暮らしの中で、いろいろなことがあり、自分のこと家族のこと、回りのことそれぞれの影響を受けて暮らしています。
その毎日で自分はどうしたいのか、どう生きていくつもりか自分を外から見て、そこから見直していくことのような気がします。
私の立っているところから仏様のいるところに道は有るのか、細い橋でもかかっているのでしょうか。渡ってみたい!

新盆法要

2018.07.11.19:36

7月8日は昨年のお盆以降亡くなられた皆さまの新盆法要でした。
暑い中ご家族でお参りになりました。

それぞれのお家にはいろんなご事情が垣間見えます。

亡くなられた前後のお話をお聞きすると、それぞれの方にそれぞれの人生があるなあと思います。

私の今までの生き方を振り返っても、その時々に選択をして生きてきました。
そうはいっても自分が決めたと頑張るほどでもなく、その時々の私を取り巻いているいろんな状況、時代ということもあります。
あれは必然だったのか偶然だったのかと思うこともあります。

年を重ねると、段々残り時間が少ないなあと思うようになりました。
これからの1年3年5年どんな偶然と必然の間で生きていくのかなあ。
もちろんそれが無い可能性もあるわけですが。お任せするしかありません。

法要が終わって、着替えて一息。
13日にはお盆の法要が勤まります。
新住職にとっては住職として初めての新盆法要と盂蘭盆会法要です。
本堂の内陣の座り方も前住職と交代。
住職挨拶も交代。そういう事なんですね。
新しい体制になれなくて、夫に電話が来たりするとついつい住職に代わりますと言ってみたり。
住職を今までの通り副住職と呼んでみたりしてしまいます。

13日の法要のご法話は前坊守(私)の実家の兄、松見宣成師のお話があります。

今回で4回目ですが、今回も楽しく?そしてお帰りには心に響くものと思います。

暑い日になりそうですが、本堂庫裡を冷やしてお待ちしています。
どうぞお寺まいり、お墓まいりにお出かけ下さい。

掲示板

2018.07.09.15:31

お盆も近くなっていよいよ夏。
朝の散歩も早起きしないとちょっと出るのがおっくうになる、けれども健康の為、体形の為何とか出るようにしている。
お寺の前はかなりの坂道だが公園に直行するときは、往復この坂道を汗をかいてあえいでいる。 
帰り道にはあるお寺の掲示板が目に入る。
  あたり前が
    ありがたい
と書いてある。
最初の日に感じたことは、あたり前って何だろう。大きな出来事、困りごともなく平穏なことだろうか。そもそも人によってあたり前の基準が違うんじゃないかと思った。ある人に取って周りから見たら、大変そうと思うことも、その人にとってあたり前の毎日かもしれない。
そうしてみると変化しない毎日がありがたいのだろうか。それはちょっと変。

最近多く読まれている「君たちはどう生きるか」吉野源三郎著という本を読んだ方はおられるだろうか。
実は私は読んではいないがテレビで紹介されたので大体のあらすじは承知している。
1973年に発行されたものだが最近読みやすい形の冊子と漫画になって子供たちにも読まれているらしい。

15歳中学生のコペル君と父親のいない彼を見守るおじさんのやり取りが描かれる。

 ・・・おじさんのノートには「ありがたい」という言葉を考えてみろとある。「ありがたい」とは、「感謝すべきことだ」とか「お礼をいうだけの価値がある」とかいう意味で使われているが、この言葉のもとの意味は、「そうあることがむずかしい」という意味であり、「滅多にあることじゃあない」という意味だと書いてある。自分の受けている幸せが、めったにあることじゃあないと思えばこそ、われわれは、それに感謝する気持ちになるのだと。

 そうですね。
あたり前がありがたい・・という言葉の中に、あたり前はそう有ることが難い。

今日も生きて、明日も当然のように生きているつもり。

普通のこと、あってあたり前の毎日は、有ることが難いから有難い。

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