誰かと話したい


お寺から田町駅に出るには色々なルートがある。
その一つ潮見坂・普連土の横を通る道。

朝歩いていると、杖を突いた婦人、私よりは10歳は上のような人と出会った。

「おはよう御座います」と挨拶をすると、話しが広がって行った。

「階段から落ちて背中の骨を折って杖をつくようになったこと、リハビリをしてようやく歩けるようになったこと、息子はいるけれど遠くに住んでいること・・・」

「でも、背中は曲がってませんよ、しゃきっとしてらっしゃいますよ(事実)」 とお話しすると、

「そうですか、嬉しいわ」

「 又転んだら大変だから、無理しないで歩いてくださいね」

「そうしますよ」

そういってお別れした。
短い時間だったけど、お話しが出来てよかった。

別の日、
朝の散歩の途中24時間スーパーで買い物をして、安全寺坂を暑さと坂道に参ってよたよた歩いていたら、通勤途中らしい歩いてきた紳士に、おはようと声をかけられた。

ウォーキングや犬の散歩の人とは朝の挨拶を交わすことがあるけれど、そんなことはしそうもない紳士だったので驚いた。
同時におはよう御座いますとあわてて返した。

なぜだかその後は暑さも軽減し、足取りも軽く帰ってきた。

おばさん元気出してといってくれたのかも知れないな。

誰かと声を交わすこと、それは元気の源かも知れない。