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あっという間に

2012.10.15.16:31

暑い暑いといいながらお彼岸を迎え、やっぱり暑さ寒さも彼岸までだねという7日をすごしました。
お彼岸の中日には法要を勤めました。ご参詣の皆様と正信偈を唱えました。

法要の後は、今回は講演と落語の二本立てで楽しんでいただきました。

明治学院大学の教員の猪瀬浩平氏はしがらみを編みなおすという題でのお話でした。
とはいってもいつもこの日はゆっくり聞くことができないので、後日副住職から聞きました。

しがらみという時ちょっと厄介な自分を絡めとるようなものというイメージがあります.
どこにも属さない、どことも関係を求めない、最小限のかかわりで生きていく分には確かに束縛されないから楽という面もあります。
でもそれはとてもさびしいものでもあります。
隣の席の人にもメールで用件をたし、顔も見合わない、それってちょっと変だと思うのは古いのでしょうか。
猪瀬氏はそこを通りすぎた後新たにしがらみを編みなおす、というお話のように聞きました。

「わたし」という、谷川俊太郎の絵本があります。

それは関係性の上に、いろんな私が存在しているというものです。

男の子から見ると女の子
赤ちゃんから見るとお姉ちゃん、お兄ちゃんから見ると妹
お父さんから見ると娘のみち子、お母さんから見ると同じく娘のみち子
おばあちゃんから見ると孫のみち子、おじさんから見るとめいのみっちゃん
さっちゃんから見るとおともだち、先生から見ると生徒
・・・・・・・
・・・・・・・
知らない人から見ると誰、歩行者天国ではおおぜいの一人


なくなった両親から見たら、東京の寺に嫁に行った二番目の娘
ご門徒の皆さんから見ると住職の家内であり、坊守、お寺のおばさん
子供たちから見ると母親
孫たちから見たらばあば
散歩をしているときはいけてないおばさん
リハビリのときは患者

大事なことを忘れていました
もともと他人なのに、一緒にいる女、夫から見たらかけがえのない?妻

新しい、しがらみを編むのは臆病になりますが
今あるしがらみが大事な人々との関係の上に編まれており、時々補修したり、新しい種類のきれいな色の糸がプラスされたら、幸せです。

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