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私はどこから

2020.02.25.18:59

2月
早々2月も25日となった。
1月の元旦が遠い日のような、つい最近のような矛盾した気持ちです。
暮れから、いろいろとすることだらけで、紅白を見るでもなくお正月。
1月は元旦の修正会のお参り、新年会、教区報恩講など行事も無事すみました。2月に入り急に寒さも増しています。
と言いながら今日はもうあと2月も4日となり、昨日などもう4月も末というような穏やかな春めいた日差しの日でした。
 先日、芥川賞、直木賞の発表がありました。自分は若いころは小説というものが大好きで、新聞小説も、文学全集も、小学校中学校では赤毛のアンやトムソーヤ、15少年漂流記など何度も読んだものでした。
ところが最近は小説の筋にも興味が持てないし、長い本を読む気力がなくなってとんと小説にはご無沙汰しています。
2日ほど前の新聞に次ぎのような記事が載っていました。
 第162回直木三十五賞の受賞者は川越宗一という人で、読売新聞に次の文を寄稿している。

「ぼくと、全ての人とできごと」
 かいつまんで書くと
歴史小説を書いてはいるし、自分が書いてたと言っていいが、その歴史、史実は僕の行為ではない。 
すべてを0から創作してはいない。
また小説という形態も賞の仕組みも収入を得たり、出版の仕組みその社会、読者の誕生にもかかわってはいない。
人としても寄り道や迷い道を続けて様々な他者からもらったものを搔き集めて一般より怠惰な自我をまぶしたのがぼくだ。

・・・だから再び書くが第162回直木三十五賞の受賞者はぼく川越宗一である。
ただし川越宗一とは、ぼくを川越宗一にしてくれた、歴史時代から現代までのすべての人やできごとを代表する便宜上の総称である。

というのである。
なるほど、私は何も目立ったことのない女だが、両親、姉兄がいて、ここに存在して家族がいて、門徒さんがいて、近所の人がいた。
72歳に至るまで様々な経路をたどりいろんな人々にあってきたなあと思い至った。
中根敬子とは、私を私としてくれた、歴史時代から現代までのすべての人やできごとを代表する総称である。
なんて借り物で申し訳ないがこのような見方をしたことがなかったので感服した。
なんでも自分でやってきたなんて大間違いだった。
ここまでのすべての出来事、そこには私にとって良いこと悪いこともあった。
そして時代の流れがあった。
すべておまかせであった。
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