俳句

副住職が9歳でお得度を受けたとき、ご門徒のKさんが短冊を持ってきてくださった。

私がお寺の仕事を始めたころで、ご門徒の皆さんのお顔も名前も一致しない頃だ。

その俳句は
「得度せる少年まぶし福寿草」
であったと記憶している。
それから何年かして、別のあるご門徒の奥様も俳句をしているとのお話から、友人とは題材を決めてファックスで俳句のやり取りをしているとのお話を聞いた。

なるほど外に行かなくても、教えてもらう方法はあるのかもと思った。

それからKさんとお話をする機会があり、ファックス俳句をお願いしたら快く引き受けていただいた。
それから数年教えていただいたが、いつとはなしに沙汰やみとなってしまった。
頭に俳句が浮かばなくなってしまったのだ。

それが先日、お彼岸の頃頭に浮かんだので、厚かましくお電話をしてファックス俳句を再開。

  早春や球児の涙美しき
  連れだちて笑顔はじける花御堂
  孫四人順番に泣き春休み

直していただいたものだ。

「俳句は紙と鉛筆があればどこでも楽しめるわよ、自分史でもあるからね」
と言われたことを思い出した。

そして読み返すとその時の情景がありありと目に浮かんでくる。
春休みももう終わりになる。楽しい、短い春休みでした。
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