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平成30年5月

2018.06.26.22:17


さて5月はいろんなことがありました。
4月の永代経にお参りの方々に住職を交代します。とお知らせしました。
そして副住職が京都真宗本廟に行き、住職継承の研修を受けてまいりました。2名の明福寺の役員の方も同行していただきました。
3日間の研修と最終日には住職の辞令を頂き、東本願寺の大師堂で親鸞聖人の月命日のお勤めに出仕してきました。
30年も前、9歳の夏休みに京都ご本山に行き、お得度を受けました。頭をくりくりに剃って、黒の衣をつけ一人のお坊さんになったのでした。今年彼は39歳です。30年の年月がありました。
お寺にも、私たち家族にも、決して平坦な道ではありませんでした。ご門徒の皆さんの支えで何とか今があると思っています。
お寺の長男として生まれ幼い時から、そのように仕向けてきたとも言えますし、またある時点からお寺をついでいこうと思ってくれたのだと思います。

そして京都から帰って、お朝事のお勤めを7時と決めて、皆さんにもお参りしていただきたいとの願いから、朝、ご本堂の扉を開けてどなたでもお参りしていただく用意をするようになりました。
お参りしているのは今のところ家族ですが、小さな孫と私がお参りする時間を作ってくれたことに感謝しています。
正信偈を一緒にお勤めし、御文、歎異抄の1章を読み口語訳を読んでくれます。
その後、新住職が思うところをお話します。それに続いて疑問に思っていることを尋ねたり、その時思った事をみんなが話します。
先日の朝のご和讃は        訳文
 清風寳樹をふくときは     そよ風木ずゑふくときは
  いつつの音聲いだしつつ   いつつの音聲いだしつつ
  宮商和して自然なり     しらべ和みて自然なる
  清浄勲を禮すべし      そのいさをしをたたふべし
このご和讃は宮商(きゅうしょう)という2つの音色が合わされて、それが自然であるというのです。

この御和讃はには思い出があって、お聞きしているとその時のことが思い出されました。
ある先生の本を読んでいたら、友人の息子の結婚のときに贈ったという言葉の中に、このご和讃があったのです。
まったく違った人生を送ってきた二人が一緒に暮らしていくとき様々な音を合わせて和していくということ。

娘と息子の結婚式をお寺で挙げたとき、山門の掲示板にこの和讃を書きました。

このお寺に住んで、お寺の仕事をして、前住職にとっては47年、私にとっては42年。
色々なことがありました。
これから心静かに暮らしていきたいと願っています。





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