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秋も終わり


9.10月は結構個人的な用事もありあっという間に過ぎました。
報恩講も10月27日にお勤めし、今年は盛岡の兄がご法話に来てくれました。
最近は私も盛岡に行かないので、もっぱらお寺に来てもらうときに話しています。

さて、11月19日は私の、盛岡の母の祥月命日でした。
朝、本堂でお参りしていると、いろいろなことを思い出しました。
母のことを思い出すと、場面は2つ。
一つ目は最後、入院して病室を出てくるときのこと、お見舞いに行き帰るとき、もしかしてこれで最後かもと思って母の顔を見てドアを閉めたときのこと。
二つ目は入院のこと、一つ目を思い出してつらくなるから、あとなんだっけと思うとそれは一緒に秋田の温泉に行って川を見ながら温泉につかっていた時のこと。母の晩年になって私もようやく時間ができ、1年に一度くらい旅行に行った時のこと。

私が、母の年まで生きたら後何年か、その時の自分がどんな状況かなど考えてしまう。
母親のことも結局、子どもたちが死んだりしたら思い出す人はいない。
自分もそうだろうと思う。
今日はなぜか小春日和。桜の木々が色づいてふわりと落ちてくる。
そう、木の一生と私似ているかも。
両親がいて育ててくれて、大人になって、71年。
結婚、子育て、新しい名前になって、赤の他人と毎日暮らすようになったわけだ。
別の人生になった。
近所の公園に散歩に行く。なんか木の様子を見ていると紅葉、黄葉となり始めた。ふわりふわり地面に落ちた葉っぱはやがて土と同化して消えていくだろう。
人も華やかな盛りの時期を過ぎたら、落ち葉のように消えていく。
そしてだれの記憶からも消えていく。それが自然の人生かも。(11.20)