FC2ブログ

点と線

2020.05.10.13:12


コロナが終息しないから美容院に行けない。実は開業しているとは思うのだが、バスに乗るのもちょっと、という感じなので髪を自分で切っている。
前髪は見えるからいいがショートの後ろ髪は、見えないから困る。
合わせ鏡でも老眼、遠近両用の眼鏡ではよく見えないからもう見ないで切る。

子供たちの髪を切ったりしていたのでハサミは3丁もあるのだ。
夫も切りに行きたいのだが、至近距離だからやめたらということでしばらく行けてない。
さんざん進めたのだが、いやいいと断り続けられていた。襟足がもさもさしてきたので、とうとう大丈夫かと言いながら、外に椅子を出して、タオルと風呂敷を洗濯ばさみで止めて切ることになった。
最初だから、大幅な変化をすると、失敗の可能性もあり、襟足と耳の上をそろえて、スキばさみで全体をチョキチョキ。まあ成功かな。
その様子が面白いので見に来た孫やたまたま出てきた息子も面白そうに見ている。

さて、次の獲物は石川五右衛門のようなぼさぼさ頭の息子だ。
父親の頭でテスト済みなのか切ろうかと言い出した。
これはどういうわけか3女の反対でぱぱきっちゃダメと抱き着いてきたので中止となった。

次の展開は石川五右衛門のお話。
先日NHKのテレビで松本清張の特集をやっていた。清張は時刻表が大好きだったことや、小説の場所となった各地を訪ねるというものだった。

北海道の月形という駅、そこには今でいう樺戸監獄があった。
そこには明治10年ころの贋札事件の犯人として熊坂長安という人が収容されていた。
その人は中学の校長先生で絵もとてもうまい人であったらしい。
大抵の収容者はいい待遇ではないのに熊坂だけは、労働もさせず絵をかいて過ごしたりしていた。それはこの事件には真犯人がいるらしいがそこを突き詰められない薩摩と長州の対立など、上の事情があった。
そこで熊坂に上申書などを出されると困るので厚遇したということで、熊坂もそこの所長もなくなり終わってしまった。
熊坂長安という名前だけ聞いたことがあったが何をした人かは知らなかった。
次の展開
そうかそれで加古里子の絵本に思いいたった。
それは孫のためにとかった加古里子の絵本セットの中に、「どろぼうがっこうだいうんどうかい」「どろぼうがっこうぜんいんだつごく」という作品があった。
登場人物には石川五右衛門、きらの仁吉などユニークな登場人物がいる。
その泥棒学校の校長先生が熊坂先生であった。
なるほど実際にあった事件から熊坂校長先生が生まれていたのだ。
コロナから家庭床屋、石川五右衛門、松本清張、北海道の監獄、熊坂長安、童話の主人公。
私の中で点と点がつながった。
「点と線」であった。
さらに、もう一人熊坂長範という人物。これは義経記に登場し、牛若丸に切られた盗賊の名前でもある。二人の熊坂、不運な名前である。


comment

Secret

プロフィール

ナカネタカコ

Author:ナカネタカコ
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR