今!

例年の永代経のご案内の季節になりました。

しかし3月11日の東北関東大震災・原発事故の発生によって、このことを抜いてのお話し、自分の考えというものをまとめることが出来ません。

お彼岸のお参りのみなさまとのお話は震災のこと原発事故についてのことが殆どでした。
毎日報道される津波の生生しい映像、被災者の様子。
東京にいることで安全は確保されるような他人事のような同情は、原発事故によって水・食べ物・空気・・それらのものによって我が身に降りかかってきました。このことによって経済活動・社会の全てのことが変化していくようです。
坊守の実家は岩手県の盛岡市です。大丈夫でしたかと皆さんに声をかけていただきました。幸い大した被害もなく家族は無事でおります。有難う御座いました。 
今回のことで如何に我が身が自分の生活が大事、可愛いのかという事を感じさせられています。
こうしたほうがよいと思うことでも、なかなか手を出すことが出来ません。中途半端なんです。そしてそのことについて罪悪感もあります。暖房、食事、風呂、毎日の生活がこれでいいのかと思わせられます。
お寺にいて親鸞聖人の教えと、現在の状況と、自分というものをどのように受け止めていくのかと、暖かいお風呂と食事と暖かい部屋で考えているのです。

ご門徒Hさんから次のようなお手紙を頂ました。

それにいたしましても、大変な時代になりました。地球人にとって、もうのがれようもないものを突きつけられていると感じております。
人が本当に生き方を問い直し、新しい自分を生きるためのギリギリのチャンスかも知れません。
どんなことになろうと、ゼロになればそこからマイナスになればそこからが、自分のあらたなスタート地点、出発点としっかり受け取った時、必ず道が開けてゆくような確信が持てるのは、真宗の教えのお陰だとありがたく思っております。      不安、心配を持たずに生きられることに心より感謝いたしております。またお伺い出来る日を楽しみに致しております。

4月24日は明福寺の永代経法要です。
お寺関係でも親鸞聖人の七百五十回御遠忌の3月の第一期法要は中止となり、被災者追悼法要として勤まり(第2期・3期は予定通り厳修)、東京五組の同朋大会も中止、地元の仏教会の花まつりも中止となりました。
普段の生活を変えていくことが支援になるのでしょうか、行き過ぎた生活は自粛しながら、いいやこんなときだからこそ、仏の教えにふれる一日があるのかなと思います。どうぞお参り下さい。お話ししたいと思います。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。