ゆうちゃんとの別れ

5月ももう終わりのある夜。
お世話になった、古くからの知り合いのご主人が亡くなったとの電話があった。

今年の年賀状が届かなかったので、なんとなく気になってお電話をしたら、「ゆうちゃん肝臓の具合が悪いので失礼したわ」と彼女は言っていた。
お見舞いにと思いながらついつい行かなかった、もう一度お顔を見たかったがとても申し訳なかった。
 
友人夫妻には3人の男の子がいて、私が結婚して、東京に出てきて、何も分からない状況で子供を育てるとき、色んなことを教えてくれて、付き合いの輪を広げてくれた人たちでもあった。

娘や息子をガールスカウト、ボーイスカウトにも誘ってくれ事もあった。
亡くなられご主人の写真はボーイスカウトの制服を着て笑っていた。

久しぶりに会った彼女の子供は結婚もして子供もいる。

お通夜の席でうちの2人とゆうちゃんちの3人がそろった。

そしてあの当時の子供たちのような孫さんがはしゃいでいた。

その子に「まだ寝ないでいたの?お利口だね」と彼女が声を掛ける。

それって30年前、子供たちが小さかったとき、掛けてくれた言葉と同じだった。

私達がばあばになり子供たちは父になり母になった。

その子達が30年前のあの時のように走っている。

あれから30年もたったのだ。

ゆうちゃんお世話になりました。有難うございました。
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