ひさし振りです、花御堂

ひょんなことから、実家の盛岡の寺にあった花御堂に出会うことになった。
もう40年にもなるだろう。
結婚するころ花祭りをやっていたかどうか記憶に残っていない。
はっきり思い出せるのは初めて花御堂がお寺にやってきた日、そして近所の子供たちにもお菓子を配ったこと、本堂ではたくさんのおばさんたちがお参りに来て父・住職のお話を聞いていたことだ。それが何年前だったのか・・・。

ある日、外出から帰って見ると実家の兄夫婦に頼んだ花御堂が本堂の阿弥陀様の前に飾ってあった。
そうそう、これだよ寄付してくれた門徒さんの名前が書いてあり、昭和30年と書いてある。
何だ私が8歳の時だったんだなあ。
初めて皆が甘茶をお釈迦様にかけたら、台のきれいな彩色にこぼれてアットいうまににじんでしまったことを思い出した。

きっかけは副住職が「おてらキッズ、花祭りライブ」を計画したことでした。

親子で集まって本堂で生の音楽を楽しみ、はなし、遊ぶ、お寺でやるからちょっと仏教にも触れてもらおうということでした。
花祭りをしたいから花御堂がないかと探していたのです。
別に頼まれたわけではなかったのですが、ある朝ピーンとひらめきました。
そうだ盛岡の寺にはあったなあ.
貸してもらったらどうかピーン。
電話をかけると数年前まではずーっと花祭りをしていたけど、今はやってないからあげてもいいよという思いがけないありがたい話でした。
大きいし木の細工ですから送ってもらうには京都の仏具やさんまで話が行き、手数をかけてもらって東京まで来たのです。ありがとうございました。

当日は日本全国荒れ模様、外出は控えるようにとの天気予報でしたが、何とか帰るころまで雨も降らず大成功でした。
サックスのカルテットの演奏も木造の本堂にやわらかく響き、子供たちも,私もひさし振りの生の演奏に心が和みました。

お釈迦様の像も父の部屋に飾ってあったような気がします。

65歳の坊守、一気に8歳のころのお寺キッズに戻りました。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。