京都の報恩講Ⅱ

通称、本山におまいりする今回の目的御伝鈔は、明福寺でも報恩講のときから11月の28日までお寺の本堂左に4幅かけられているご絵伝という大和絵の親鸞聖人のご一生を絵で伝えるというものがある。
それは元々は絵と詞書が交互の絵巻物であったが、多くの人にわかるようにということで絵の部分は軸ものにして言葉の部分は巻物にして伝えるということになった。

その言葉の部分を京都の本山では毎年11月25日の午後5時から読み上げると決まっている。
住職から聞いたところでは堂内を真っ暗にして百匁蝋燭をともして古式豊かに作法に則って読み上げるものだ。
なかなか荘重なもので、若い副住職くらいの方々は年に一回の本番ということもあるのか、本で文字を追いつつ作法の手つきをして見たりして勉強の場ともなっているようだった。

明福寺の報恩講で絵解きを試みたが、この御伝鈔の言葉をしっかり理解して口語でわかりやすく、絵の登場人物や背景などもお話できるようになったら面白いと思う。

もっとも絵解きは絵の説明ではなく教えを伝えることが主眼だといわれるので、それはちょっと荷が重い。

夜遅く8時ごろまでかかるので、ホテルに1泊。

翌朝は早く目が覚めたのでお朝事・晨朝にもおまいりして8時半のひかりに乗って品川着。

1年に一回でも京都の本山におまいりできて、自分もああよかったと思える京都の1日だった。
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