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上り坂…これから

2014.06.24.23:08

昨日は沖縄戦の慰霊の日だった。

沖縄について語る人たちも高齢になり、どうしても遠い話になってくる。

そして戦後昭和22年生まれの私は、直接的に戦争というものに出会ってはいない。

父が戦後物心つくころ国民服というカーキ色の洋服を着ていて、もうそんなものは着ている人がいなかったのでちょっと恥ずかしかった。
それは田舎のお寺で経済的にも苦しかったからだろうと思う。
また食事にしても外食など飛んでもない、近所の蕎麦屋から店屋物の中華そばなどを取ったりするのは1年に1回あるかないかという生活であった。

着るものにしても1シーズンに1枚買ってもらい、ずーっと冬の間はそれで過ごすというふうであった。
夏休みもどこに出かけることもなく、8月の旧盆の済んだもう寒くなって海など入れない頃に、おにぎりをもって宮古の海へ母に兄弟3人で日帰りで連れて行ってもらうというのが唯一の遠出であった。
そして稀にしかないことだったからその思い出が今でも楽しく残っている。

しかもお寺を留守にはできないという前提があるので住職である父とはどこにも出かけたことはなかった。
今の生活を思えばとても考えられないことだ。

しかし戦後の生活から高度成長期という時代を過ごしてきた団塊の世代は、いつも前を向いて歩いてきたように思う。
前に何もなかったらやることがたくさんある。

お寺の運営もその通り。

現住職が引き継いでから,ご門徒の大きな協力を得て、いろいろなことを試みてきた。

今までやってこなかった門法会の充実、永代経、お彼岸、お盆、報恩講をみなさんに来てもらえるように実行してきたつもり。
庫裏の改築、墓地の整理、合祀墓の建立、など目の前の課題を乗り越えてきた。
このような状態できたが、さて、これからどうやっていくのか。

お寺と門徒さんとの関係をどのように考えていくのか。

目の前に課題があった時代はある意味つらかったが、一生懸命、坂を上り、やらなくちゃという気負いがあった。

日本の国にも明福寺にもこれから課題は山積している。

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